本日、電通から2008年の「日本の広告費」がリリース(PDF)されました。
モバイル広告費は、今回もまた全媒体を通じて最も高い成長率を記録し、1,000億円突破に大手をかけました。
このモバイル広告費が、100億円の大台を突破したのは、2008年から5年遡った2003年でした。
(電通「2003年の日本の広告費」PDFより)
当時、私は大台突破の嬉しさのあまり、D2C発行の業界新聞「D&DNews」で担当するコラム「オピニオン」において、「次の大台(1,000億円)突破は、5年後の2008年!」と大きなことを言っています。
(詳しくは、こちら)
予想ははずれましたが、1,000億円に結構近いところまで来ていたので、再び大感激です。
わずか9年前まで、世界中のどこにも存在しなかったモバイル広告市場。
D2Cが、生活者に受け入れられるよう利便性と楽しさを、可能性を信じてくださった広告主様や広告会社様と一緒に提供し続けてきました。
そして、D2Cの後に仲間が続くよう積極的に情報やノウハウを公開し続けてきて、同じ志を持った人たちもずいぶん増えてきました。
その結果、数年前まで誰も振り向かないような市場規模だったのが、「継続は力なり」という言葉があるように、みんなで手を抜かずに一生懸命に頑張り続けた結果、無視できない市場規模になったのです。
これからも1日1日の努力が積み重なって、将来もっと大きな市場に成長することでしょう。
上記グラフのEXCELファイルは、こちら
(「2008.xls」をダウンロード)

さて、電通「日本の広告費」ですが、今年の統計では「インターネット広告市場」(PCネット+モバイル)が、「新聞広告市場」を抜き去り、「テレビ広告市場」に次ぐ位置づけになりそうです。
(2010年2月発表予定)
昨年7月に実施したD2C「モバイルマーケティングセミナー」の私の冒頭挨拶(プレゼンテーションのダウンロードは、こちら)では、「民放連研究所」様の予測を元に、「2013年に逆転か」と予測しましたが、「インターネット広告費」に制作費を含めた「新」統計になった効果もあり、予測より4年も前倒しになりそうです!
(新聞社で唯一、「逆転」の可能性に触れている産経新聞社様の記事は、こちら。
この産経新聞様は、「日本の広告費」発表の遙か前となる今年1月8日に、「逆転」の可能性に触れた記事を出されました。何か強い意志を感じます・・・。)
とはいえ、この逆風の中、PCインターネット広告市場の伸びがそれほど期待できない分、今年「逆転」が現実となるかどうかは、「モバイル広告市場」の成長が鍵を握っていることは間違いないでしょう。