オピニオン32/これから来る大波/2008.08
DD&Nは、弊社発行のモバイルマーケティング業界紙です。
(おそらく世界唯一の定期発行&世界最大の部数です)
昨日、最新号が発行されましたが、お手元に届きましたでしょうか?
恒例ですが、私が担当コラム「オピニオン」を紙面と同時に、本ブログでも紹介します。
(バックナンバーは、こちら)
今回の内容は、7月17日に行った「D2Cモバイルマーケティングセミナー」冒頭のご挨拶でご紹介した話を文章にまとめたものです。(その時の模様を伝える記事は、こちら)
予想通りとなれば、来年から2年おきに大きな波がやってきます。楽しみです!
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「これから来る大波」
●7年後の予測
6月30日、(社)日本民間放送連盟(以下、民放連)の研究所が、2015年における媒体別広告費の予測を公開した。2015年というと遠い先のようだが、わずか7年後の話である。
そこで、2015年までの変化の割合を一定にして、年ごとの推移をグラフに書いてみた。
モバイル広告費については、民放連の発表がネット広告全体となっているので、希望を込めて2015年に雑誌広告費に追いつくとした。
博報堂DYMPの調査によると、今年2月時点で、モバイルインターネットへの接触時間が雑誌閲読時間を全世代平均で抜いており、7年後であれば夢物語でもないだろう。
その時点でのネット広告におけるPCとモバイルの比率は、5対3となる。
●隔年で大波が
できあがったグラフをモバイル広告費中心に見ていくと、次のようになる。
【来年】モバイル広告費が一千億円突破(みずほコーポレート銀行予測)
【3年後】モバイル広告費がラジオを抜く
【5年後】ネット広告費全体が新聞を抜く
【7年後】モバイル広告費が雑誌に追いつく
来年から隔年で、象徴的な出来事がやってきそうだ。
●変わる体制
切り口を変えて媒体構成比で見ると、2007年から2015年まで次のように推移する。
【テレビ】49%→45%
【新聞】23%→20%
【雑誌】11%→9%
【ラジオ】4%→3%
【PCネット】11%→14%
【モバイル】2%→9%
構成比が変われば、関わる人数も変わる。
2015年に向かって、広告主の宣伝部や広告会社の媒体部署内の担当構成人数も、大きく変わっていくだろう。
●未来は創るもの
変化のスピードが速まる今日、7年後の広告の姿を見通すことは難しい。
媒体費と制作費の境界線は、ますます曖昧になるであろうし、そもそも媒体別という区分け自体が無意味になっているかも知れない。
そして、私の仕事場であるモバイルも、一体どんな形に進化しているのか、誰にもわからない。
ただ、広告を考え出すのが人である以上、広告の未来は自分たちの手で創り出すことができる。
予測は予測。広告に関わる全ての人間が、それぞれの立場で切磋琢磨すれば、2015年の姿はもっと別なものになるに違いない。
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