オピニオン30/24時間30cm以内の所以/2008.04
本日、世界唯一の業界新聞「DD&N」(D2C発行)の第30号を発行しました。私が担当するオピニオンを同時掲載します。
今回は、本ブログのタイトルにもなっている「24時間30cm以内」の所以(ゆえん)について書きました。
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●紙齢が30号に
本紙が30号を迎えた。ある社員の強い意思でスタートした世界初の業界紙も、取材依頼や広告の問合せをいただくまでに成長した。発行人として、編集スタッフに敬意を表するとともに、支えていただいている取材先の皆様、コラム執筆の皆様、読者の皆様に感謝したい。
●言い始めは4年前
さて今回は、私のブログ(www.akihisafujita.jp)のタイトルにもなっている「24時間30cm以内」の所以を紹介したい。
この言葉は「携帯電話は、生活者の傍に常に存在するメディア」という意味で、マーケティングにおいて携帯電話だけが持つ本質的価値を示している。
頭の「24時間」の根拠は、インフォプラント(現ヤフーバリューインサイト)と行ったiモードユーザー調査で、携帯電話のアラーム機能を目覚まし時計の代わりに使っている人が7割以上もいたことからきている。
別の調査データで起床から就寝まで利用頻度の高い状態が続くことはわかっていたが、夜中でも枕元にあることがわかったので「24時間」となった。
次の「30cm以内」は、データがあるわけではない。電話が来てもメールが来てもすぐに出られる「手が届く場所」に置いてあることがイメージできる距離として30cmに決めた。欧米では1フィートとなり、きりがよいという理由もあった。
● 石の上にも三年
今でこそ多くの方に認知していただいたこのフレーズ、実は今から4年以上も前の2003年11月から講演や取材で言い続けてきた。
そして言い始めて3年以上経った2007年2月に、引用という形で日本経済新聞の記事に取り上げられると、この言葉が多くの人の発言の中に登場するようになった。嬉しい気持ちともに、諦めずに言い続けることの重要性を改めて認識させられた。
同様に、5年前の2003年1月に創刊した本紙や、7年前の2002年6月に第一回受賞作を発表したモバイル広告大賞も、頑張って続けてきた事により多くの方に支持していただけるようになったと思う。
●続けることも大切
スピードが速いこの業界で生き残るためには、「臨機応変」や「朝令暮改」が何よりも重要ある。しかし、企業文化を作ろうとしたり、業界への貢献をしようとするならば、中長期的な視点に立ち、途中で諦めたり、放り出したりせずに、言い続けたり、やり続けることがとても大切だと感じている。
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