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2007年12月27日 (木)

オピニオン24/アカデミズムとの連携/2007.4

 2007年、私にとって大きなトピックの一つが、「早稲田大学院で授業を持った」ことです。(本ブログの記事

2007年4月に発行された「D&DNews」に掲載された「オピニオン」には、D2Cが大学を始めとした「アカデミズム」と、なぜ積極的に交流を持つのか、その理由を書いています。

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20071229131245_00003_2 「アカデミズムとの連携」

●研究会は3年目へ

4月、日本マーケティング協会(JMA)のモバイルマーケティング研究会が終了した。2年目の今回は、多くの方のご協力で大阪でも開催することができた。

研究会では、広告主・広告会社・媒体社・調査会社・大学と様々な立場の人が集まり、1年に渡ってモバイルマーケティングについて真剣に議論している。得るものがとても多く、その結晶を近々出版する予定だ。また、研究会自体も好評なので、今年度も開催が決まっている。

●秋から大学院で授業

10月から私は、縁会って早大大学院商学研究科(GSC)で「ITマーケティング」と題した授業を持つことになった。

これまで、様々な大学で講義をしたが、いずれも1時限だけの単発ものだった。しかし、今回は半期13コマで履修単位がつき、しかもMBAプログラムだから熱心な社会人が中心となる。

私自身の経験、すなわち、95年に新聞社と一緒にPCインターネット広告の立上げに携わり、96年cciを設立し取締役として市場拡大を推進。00年以降は現職でモバイル広告の立上げに携わってきた経験全てを注ぎ込むつもりだ。

●世界の大学から訪問

実は、D2Cはアカデミズムとの接点が多い会社だ。

D2Cには、企業からだけでなく、大学からの訪問者も非常に多い。しかも、国内に限らず、世界中の大学からやってくる。他のITベンチャー企業には見られない現象に違いない。

 読者の中には、ビジネスにならないアカデミズムとなぜ積極的に接点を持つのか、興味を持つ方もいるだろう。

それには、早大の恩藏直人教授とマドリッド自治大の岡崎伸太郎助教授の存在が大きい。

この2人の先生から、まだ黎明期のモバイルマーケティングを発展させるためには、成功事例の本質を分析し「一般化」していくこと。そして、「なぜ」効果があったのか、行動心理学で明らかにし、学術的に検証していくこと。さらに、論文の形で広く発信し、世界中の多くの人達にその価値を認識させることが重要だと教わったからだ。

そこで、この2人の先生に対して調査データ等を提供し、研究に協力している。既に何本かの論文が完成し、国内外に発信されているのだ。

●挑戦はさらに続く

マーケティングにおける「GRP」や「AIDMA」のように、新しい産業が大きく発展するためには、研究者の力添えが不可欠なことは過去の歴史を振り返ってみても明らかだ。

D2Cは、今後も研究者の方々と、マーケティングの新たな地平の開拓にチャレンジしていく。

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