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2007年12月18日 (火)

オピニオン16/欧州から見た日本のモバイルマーケティング/2005.12

 2005年12月、ちょうど2年前の「オピニオン」です。

海外で講演すると、現地のマーケターから本当にうらやましがられます。

その度に、この進んだ環境(ネットワーク、携帯電話端末、利用者)を、もっともっと活用して、日本のマーケティングの発展に貢献しなければ、と思います。この気持ちは、2年たった今でも変わりません。

 とはいえ、この2年の間、欧米に本社を持つ企業も、黙って見ていたわけではありません。

2006年から2007年にかけて、本社から日本支社に「モバイルを絡めたマーケティング活用を実施して、将来、欧米で活かせる知見を蓄積せよ」と各社で指令が飛んでいるようで、様々なブランドがモバイル上でキャンペーンを実施しました。D2Cでも、いくつかのブランドについて、お手伝いさせていただきました。

 日本の企業も負けてはいられません。

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20071229131245_00003_13 「欧州から見た日本のモバイルマーケティング」

 パリ・シャンデリゼ通りが無数の電球で飾られた11月下旬。欧州でモバイルマーケティングを推進するカンファレンスに招待され、日本の最新事情を紹介してきた。

主催は、携帯電話通信メーカーの大巨人。参加者は欧州の大広告主・大広告会社のネット担当役員。そして場所はエッフェル搭と、力の入ったカンファレンスだ。

 私からは、「とくナンバー」や「QRコード」を使って既存メディアから積極的に誘導する動きが増えていることを紹介。開催2週間前の「Advertising Age」誌でこの傾向が記事になったこともあってか、皆、熱心に耳を傾け、終了後は「日本の広告主・広告会社の意識は我々より3年進んでいる」との感想をいただいた。

 しかし、欧州の最新事例を見せてもらうと、そんなに遅れているように思えない。むしろ、欧州らしいシンプルなグラフィックにJava等のテクノロジーを駆使した企業モバイルサイトは、とても魅力的だ。

 では、なぜ日本に追いつけないと口にするのか?

終了後のディナーで彼らの本音が聞けた。日本の携帯電話事業者がこの領域に積極的に取り組み、環境を整えている点が欧州との違いらしい。そして、彼らにとって、D2Cはその象徴的な存在らしい。

 帰りの飛行機でこの原稿を書きながら、日本の環境に感謝するとともに、情熱あふれる欧州、したたかな米国や中国に追いつかれないようさらに努力することを誓った。

 2006年早々、「モバイルマーケティング効果のモデル化」研究を立ち上げる日本マーケティング協会のお手伝いや、将来国際的会議を目指すカンファレンスの立ち上げのお手伝いをさせていただく。

 

 2005年は、多くの企業が自社におけるモバイルの活用方針を定め、従来メディアからも積極的に誘導する動きが進んだ年だった。

 そして、来年は、この流れの定着拡大に加え、おサイフケータイやワンセグ等の新技術を貪欲に取り込む年になる。

 D2Cはミッションの一つである「企業のマーケティングをよりスマートにする」活動をさらに強め、皆様に貢献していく所存だ。

今年1年のご厚意に社員一同感謝するとともに、来年もD2Cを、そしてモバイル広告を、よろしくお願いいたします。

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